メジロは比較的寒い時期に、街角にある背の低い街路樹の下で跳ね回っているのを見かけます。
その姿はとても小さく、スズメよりも一回り程の大きさです。
とても素早くて、姿を見ていてもすぐにいなくなってしまう事が殆どですが、日本各地で見られる小鳥です。
そんなメジロですが、鳴き声はどのような感じなのでしょうか?
身体が小さいので声も小さめな為、車や電車、私たちの生活音にかき消され、メジロの鳴き声はなかなか聞く事は出来ませんよね。
そこで今回は、メジロの鳴き声についてメジロの生態とともに詳しくご紹介します。
メジロについて
メジロは冒頭でもご紹介したように、とても小さい野鳥です。
その小さな身体は、美しいうぐいす色をしていて一瞬うぐいすと見間違える事もありますが、メジロの特徴として名前の由来でもありますが、目の周りが白い事でメジロと判断出来るでしょう。
そして夫婦仲がとても良く、つがいの場合は常にくっついて行動しています。
日本の長い歴史のなかで、メジロは飼育されて人間と生活を共にしていたのですが、密猟問題が相次いだ事で現在は、飼育が禁止されています。
それほど数が多いメジロですので、子育てしている巣も見かける事が出来ます。
可愛らしい雛が一つの小さな巣に何羽もいるのはとても愛くるしい光景です。
生息地は、東アジアから東南アジアです。
ハワイでも見かけますが、これは昔に日系人の移民が日本から連れてきた時に逃げ出して増えたものだと言われています。
メジロの雛の鳴き声について
そんなとても美しい容姿をもっているメジロですが、その美しさは容姿だけではなく、鳴き声にもあります。
一人前のメジロの鳴き声は、か細くヒヨヒヨと鳴きます。
そのさえずりは小さいながらもとても繊細で美しく、可愛く嫌みがないものです。
メジロの雛は、一人前のメジロに比べると少し高い声を出して尖ったような、美しいというよりかは、可愛い鳴き声をします。
一人前になると柔らかさが増して上品な鳴き声に変わります。
成長して大きくなるにつれて鳴き声も美しくなっていくのです。
まとめ
メジロの雛の鳴き声はまだ大人に比べると可愛らしさがありますが、その成長もとても楽しみであります。
私たち人間と似ているようで、興味がわきますよね。
もし、街中でメジロを見かけたり巣を見つけたらぜひ、耳を傾けてみて下さい。
その鳴き声にきっと、うっとりするでしょう。