メジロは鳥獣保護法で、飼うことができません。

保護する場合は知事の許可が要ります。

メジロ 赤ちゃん 育て方

雛が落ちていた

メジロの雛が落ちていました。

これは巣落ち?

巣立ち

巣落ちではなく、巣立ちの場合があります。

メジロの雛はろくに飛べない状態で落ちるように巣立ちます。

ジャンプ程度しか飛ぶことができません。

雛は茂みなどに隠れて、親鳥が持ってきてくれる餌を食べ、誘導してもらい育っていきます。

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雛のレスキュー

野鳥の雛は人の手で世話をするにはとてもデリケートで弱い生き物です。

餌や保温の不足ですぐに育たなくなってしまいます。

地肌がまだよく見える雛

地肌が良く見える雛は、巣の中で兄弟が寄り添って温め合いますが、巣から落ちてしまうと、その兄弟はいません。

体温の低下は命に係わります。

落ちた時のダメージや恐怖心もあり、突然環境が変わった事へのストレスもありますから、出来るだけ静かに対応してあげることも大事です。

栄養補給

保護されるまでほとんど餌を口にしていない場合もありますから、すぐに栄養補給する必要があります。

孵化して間もない赤むけの雛にはスポイトで1~2滴で十分です。

水分の与え過ぎは幼い身体にはとても負担が多きいので、どうしても餌を与えられない場合だけ補液に頼るようにしましょう。

人工のドリンク類は刺激が強すぎるようです。

人工の補液

  • スポーツドリンク
  • 小児用リポビタンDの50%液
  • 豆乳
  • 人間の赤ちゃん用の育児粉乳
  • 砂糖をぬるま湯で溶かしたもの
  • 5%ブドウ糖
  • 生理食塩水
  • 新鮮な水

などです。

補液の与え方

人肌よりちょっと温めて、スポイトや箸の先などで閉じたクチバシの端っこに一滴つけて自分で舐めさせます。

注意することは、水分を直接口の中に入れない事です。

鳥は咽の手前に声門の穴があります。

そこから気管、肺へとつながっています。

水が気管に入るととても危険です。

餌を与える

  • 昆虫、青虫、の小さめの物
  • ミルワーム
  • すり餌(茹で卵の白身を裏ごしして、ハチミツや砂糖を加えたもの)

まとめ

雛を保護する場合は、保温が一番重要です。

体温が40度を下回ると、とても危険です。

室温は26度より下がらないように気を付けましょう。

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