メジロという小さな鳥をご存知ですか?

都心ではなかなか出会うことが少ないメジロですが、まだまだ日本にも多く生息しています。

野生のメジロは、捕獲が禁止とされており飼育は出来ないのですが、何らかの状況でメジロの雛が人間に保護されるといったケースもあります。

誤って巣から落ちてしまったり、親鳥が育児放棄してしまったりすると、雛の命は危険です。

そんな時は保護して命を助けてください。

しかし、偶然そのような状態の雛を見つけて保護した場合はどうしたら良いのでしょうか?

自分で育てたら良いのでしょうか?

そこで今回は、メジロについてと、「メジロの雛を保護した場合の対応」というテーマで対応法をご紹介します。

メジロ 雛 保護

メジロについて

メジロは、日本全国で見られる野鳥の一種類です。

他に東南アジアや中東でも見る事ができます。

メジロの全長は約12センチととても小さく、しかもとても素早いので、観察出来る機会は少ないでしょう。

身体の色はとてもキレイなうぐいす色です。

メジロという名前にもあるように、メジロの目の周りは白い輪になっており、身体の色が似ているウグイスとの見分けにもなります。

雛はその白い輪がなく、黒い目ですが大人になるにつれて美しい白い輪が出来上がります。

メジロは、梅やカンツバキの花の蜜が好きで、4月~5月になると花の周りで、とても美しい鳴き声を上げてうろちょろしているのを見かけると思います。

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メジロの雛を保護した場合の対応

メジロは、鳥獣保護法という法律で捕獲と飼育が禁止されており基本的に保護もNGとされています。

しかし、善意で雛を保護した場合は専門の自治体に連絡を取って渡す必要があります。

自治体に渡すまでの間は、少なからず保護した方が面倒を見る事になるのですが、対処法を知っていないと、せっかく助けたメジロの雛の命がまた危うくなってしまいます。

対応としては、まず、野鳥を保護してはいけない法律があるために動物病院に行っても診察をしてもらえないケースが多く、自分でなんとかしなければなりません。

雛は産まれたてということもあり、元々身体が弱いです。

まず、行う事は身体を温めてあげる事です。

餌は虫を捕まえて、与えてみましょう。

夜は食べないので昼間に与えましょう。

雛の状態にもよりますが、とにかくそっとしてあげてください。

そして、自治体の方の指示に従いましょう。

まとめ

善意で保護した雛であれば、最後までしっかりと面倒を見て下さい。

そして、専門家に任せて、その雛が無事に元気になる事を祈りましょう。

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