目の周りが白くなっていることから名前が付いたメジロを知っているでしょうか。
他の野鳥に比べ、あまり知られていないかもしれません。
しかし、春になると「チー、チー」と可愛らしい声で囀ってくれるメジロを飼いたいという愛好家や、庭先で餌を与えている人も多く存在しています。
そんなメジロですが、食べてはいけないものや、食べない餌があるので、それをまとめていきたいと思います。
餌を与える時に何を気にすればいいのか
庭先で餌台を作り、皿の上にのせた米や乾いたパンなどを与えている光景を見たことはあるでしょうか。
本来ならば、自然保護の観点から、野鳥に餌を与えてはいけないと言われています。
しかし、可愛らしい外見から、季節を感じるためにといった理由で、餌を与えたくなると思います。
その際、絶対に与えてはいけないものがいくつかあります。
まずは、クッキーなどのお菓子類です。
これはメジロに関わらず、どんな野鳥、ペットにしている鳥にも与えてはいけないものです。
与えていると、その鳥の健康状態が悪くなってしまい、通常よりも早く亡くなってしまうケースが多々あるからです。
食べていけない餌と、食べさせていい餌
ほとんどの野鳥に共通する餌として、数多のペットショップで販売している野鳥の餌が存在します。
中には、トウモロコシや小麦などの穀物をブレンドしている物が入っており、どの野鳥にも対応している餌になっています。
他にも、種を好んで食べる種類の野鳥用に、ヒマワリの種をブレンドした物も販売されています。
しかし、メジロはそれも食べるのですが、一番餌として適しているのはミカンなどの柑橘系果物になります。
花の蜜を吸う鳥なので、甘い物を好んで食べます。
メジロは直感が鋭く、食べていけないものが匂いなどでわかるようです。
人間が加工しているもの、お菓子やパンなどは確実に寿命を縮めてしまう原因になるので、避けた方が良いです。
自然に存在するものを与えるようにしなければなりません。
教会の庭にやって来たつがいのメジロ。仲良く餌を食べています(^O^) pic.twitter.com/BigkS3Pamb
— 片柳弘史 (@hiroshisj) 2016年1月30日
まとめ
自然の破壊をすることなく、可愛い野鳥と共存していくためには、何を与えてもいいのかをしっかりと考えないといけないと思います。
自分の行動で、そんな生物を苦しめてしまうのは、とても悲しいことです。
その野鳥に対しての知識を深め、そして向かい合い、可愛がっていくということが大事だと思います。