メジロはスズメ科の仲間で、でもスズメより若干体が小さい小鳥です。
更にメジロの目の周りには白い輪郭があるのも特徴ですね。
すごく可愛らしい声で鳴くため、メジロに対する愛好家も多いと言われています。
そんな可愛らしい姿と声で鳴くメジロ。
メジロに魅了された人々が行う乱獲も多かったため、メジロを捕獲することは原則禁止となりました。
捕獲するには役所から許可をもらわなければなりません。
ですが、ある日あなたはメジロを保護する機会ができたらどうしたらいいと思いますか?
しかもそれは生まれたばかりの雛です。
本来はすぐに親鳥の元に返す必要がありますが、しばらくは自分が保護するしかありません。
ただ、保護するにしても雛鳥に与える餌はなんだろうと迷う方もいますよね。
今回はそんな雛鳥に与える餌について説明します。
雛鳥に与える餌
すり餌
雛鳥にしても大人鳥にしても、与える餌は基本的にすり餌です。
もちろんメジロは雑食なので木の実などでも良いですが、基本的に雛鳥の場合はすり餌です。
すり餌は調合がめんどうですが、すり餌は調合の際に栄養を高くすることが出来ます。
なので市販用のすり餌もありますが、基本的には手作りのすり餌が好ましいと言われています。
野生のメジロは基本的にすり餌のような人工物は食べませんよね。
でも保護している間、人間は小鳥のようにすぐそこらの虫を拾ったり木の実を取ったりすることが出来ません。
なのですり餌で済ませます。
すり餌の栄養
すり餌は調合次第で栄養を左右します。
メジロ雛鳥は体が小さいため、栄養をいっぱい摂取する必要があります。
木の実とかでも腹は満たすことが出来ますが、たんぱく質は少ないです。
なのである程度のたんぱく質を含めたすり餌が良いでしょう。
ここで注意するべき点は、すり餌はお湯で温めたものを与えましょう。
雛鳥に限らず、メジロは冷たい物を食べるとお腹を壊す場合があります。
まとめ
愛らしい姿の雛鳥メジロはとても繊細です。
少しの育て方を間違えると体調を崩してしまいます。
なので丈夫な体にするように、温めた餌と、たんぱく質のあるすり餌を与えましょう。