メジロの捕獲は禁止されています。
なぜなのでしょうか?
調べていきたいと思います。
美しい鳴き声
メジロはとても美しい鳴き声で鳴く小鳥として有名です。
なぜ、メジロは捕獲禁止になってしまったのでしょうか?
特徴
メジロはスズメ目メジロ科に属する黄緑色の体をした、全長11cmほどの小鳥です。
生息地は日本全国に渡って分布しています。
鳴き声は美しい声で鳴きます。
メジロ最大の特徴は、目の周りの白い縁です。
名前の由来にもなっています。
見た目、鶯と町這う人も多い様です。
夫婦仲が良い
雄雌一緒に行動している所をよく見かけます。
夫婦仲がとても良い鳥としても知られています。
メジロは飼うことが出来る?
見た目も可愛く、鳴き声も美しいメジロですが、メジロを飼うことはできるのでしょうか?
鳥獣保護法
メジロの捕獲や飼育は鳥獣保護法で原則禁止になっています。
もしも違反してメジロを捕獲すれば懲役1年以下または100万円以下の科せられます。
また許可なくメジロを飼育すれば、6か月以下の懲役または50万円以下の罰金という事もあります。
しかし、メジロを飼うことは、昔から日本の文化でもあったようです。
日本では古来からメジロの鳴き声の優劣を競う、「鳴き合わせ会」というものが開かれていました。
この鳴き合わせ会では、3分にメジロの鳴く回数の多さで勝敗を決めると言います。
次第に優秀な鳴き声を持つメジロを得るために乱獲され始めたのです。
飼ってもいいメジロ
捕獲が全面的に禁止される前のメジロか、中国から輸入されている「ヒメメジロ」になります。
このヒメメジロを飼うにしても、そもそも外来種ですので、日本に居る在来のメジロとの交雑や生態のバランスを崩す恐れも懸念されています。
絶対に逃がさない、という条件のみで飼育が許可されています。
まとめ
メジロはとても可愛い姿をしています。
鳴き声も美しく人気のある小鳥です。
現在では野生のメジロを捕獲、飼育することは法律で禁止されてしまっています。
飼育可能な「ヒメメジロ」は中国から輸入され、絶対に逃がしてはいけないという心構えが必要です。