愛くるしい姿とその鳴き声で、多くの愛好家を生み出しているメジロ。
スズメ科の仲間で、スズメより若干体が小さいのと、目の周りに白い輪郭が特徴的な小鳥です。
メジロの鳴き声はとても可愛らしく、昔から愛好家が多いと言われています。
それは江戸時代から続いていました。
そんな古き伝統も、近代に入ってメジロを捕獲するのが原則禁止になったので、今では野生のメジロの鳴き声を聞くしかありません。
さて、そんなメジロについてですが、あなたはどこまでご存知でしょうか?
メジロの愛好家集いは大昔の江戸時代から続いていて日本の歴史とは切っても切れない縁です。
今回はそんなメジロのいろいろな由来について説明します。
メジロの名前の由来
今まで普通にメジロと普通に呼んでいましたが、そもそもメジロの名前の由来とか気になりませんか?
メジロを漢字で書くと目白が一般的ですよね。
でも昔は字が違っていまして、目白ではなく「繡眼児」と呼ばれていました。
ちなみにメジロを英語でいうと、white-eyeと言います。
意味はそんなに変わりませんね。
目白押しの由来
日本の言葉の中に目白押しがありますよね。
目白押しは多くの物が込み合って押し合っているという意味です。
そんな目白押しの由来はこの小鳥から来ています。
メジロは一本の枝に、秋から冬には群れをなして止まる性質があります。
そうやってメジロが押し合いへし合い枝に止まることを「目白の押し合い」と言います。
そうやって自然に子供たちが一列に並んで押し合いへし合う遊びが生まれました。
まとめ
メジロは今や日本の伝統として切っても切れない縁となっています。
メジロは人間の世界に影響し、目白押しという遊びを誕生させました。
今では普通にメジロは可愛くて観賞するだけですが、メジロは昔から人間と共に歴史を作ってきました。
もし偶然メジロを見かける機会があれば、メジロは共に歴史を作ってきたパートナーだと思ってみませんか?