体はスズメより小さく、目の周りに白い輪郭があるのが特徴の小鳥です。
体模様が美しく、好きな方も多いではないでしょうか。
自宅の庭にメジロがやってきてピイピイと鳴くと、和みますよね。
でもよく見ると件のメジロの足元には餌のアブラムシがいました。
鳴いた後、次第に他のメジロが集まっていくのを見ると、もしかしてメジロは鳴いて他の仲間たちを知らせているのか、仲間思いなのか、と思いますよね。
今回はそんなメジロについての仲間意識と行動について説明します。
メジロの仲間意識
餌を見つけたメジロが鳴くと、他のメジロたちが集まってくると、メジロたちは仲がいいのか?と聞かれると必ずしもそうではないんですね。
確かにメジロたちは餌を見つけると鳴いて、他のメジロを呼ぶチームワークプレイをしますが、実はメジロは縄張り意識がそれなりに強いんですね。
メジロを同じ籠に入れると…
メジロは縄張り意識が高いです。
もちろん基本的には二羽を同じ籠の中に入れても喧嘩は起こりませんが、仲が悪い者同士を入れると喧嘩をします。
メジロを同じ籠に入れる人の大半は、メジロの鳴き声を楽しむためです。
メジロを安易に一緒にすると鳴くどころか喧嘩が起こる場合もあるので気を付けましょう。
メジロの押し合い
メジロは一つの枝に止まると押し合うように枝に並ぶ習性があります。
押し合う木に止まる事をメジロの押し合いともいい、そこから子どもが一列に並んで押し合う。
目白押しという遊びはここから来てたんですねえ。
まとめ
小さくて可愛らしい姿のメジロは時期になるとよく見られます。
しかもメジロは警戒心も緩いので、遠くで見る分にはそんなに逃げません。
一羽鳴くとほかのメジロが集まります。
この行動はメジロの生き方でもあります。
メジロが押し合いへし合うところも見ごたえあるので、よかったらカメラを片手に一つその場面を写真を撮ってみてはいかがでしょうか?
いい思い出にもあると思います。