メジロという小さくてとても可愛い鳥をご存知ですか?

その姿は都心でも度々見かける事が出来、私たちの生活県内に生息するハトやスズメ、からすに続いて有名な鳥です。

メジロという名前の通り、目の周りが白いのが特徴でその大きさはスズメよりも一回り小さめです。

メジロを見かける事が多い鳥ですが、実はとても繊細で、子育て中の親鳥はより警戒心が強くなる鳥です。

私たち人間の中には、ハトやからす、スズメなどを見かけると餌付けをしてしまう方もいますが、メジロにも同じように接して良いのでしょうか?

餌付けは、自然の鳥にとって、自力で餌を探すという能力を失わせてしまう恐れもある怖い行動なのです。

今回は、メジロの餌付けについて「メジロの餌付けは禁止されている?」というテーマでメジロの基本的な生態とともに、ご紹介します。

メジロ 餌付け 禁止

メジロについて

まず、メジロの特徴についてご紹介します。

体長は約12センチと、スズメよりもひとまわり程小さいです。

名前の由来になっているとおり、目の周りには白い輪があります。

身体の色はとてもキレイなうぐいす色をしており、うぐいすと一瞬間違われやすいのですが、目を見るとメジロだと判断出来るでしょう。

オスとメスは殆ど同色ですが、オスは顔の前面の黄色味が強く、お腹の中央部には黄色の線があります。

ぜひ、メジロを見かけたら判断してみて下さい。

主な生息地ですが、日本各地と、中国南部、韓国南部(東アジア)、インドシナ北東部です。

日本では、冬季の寒冷地を除き、全国でその姿を見る事ができます。

生態は、通常時雑食で、主に花の蜜を吸ったりと草食に近い食事をします。

育児期は、子供と自分に力を付ける為に虫などを補食します。

鳴き声はとても美しく、4月~5月頃になると梅の花やカンツバキの花に群がり、とても美しい声を出します。

「ヒヨヒヨ」「チーチー」と言った鳴き声で、一度はその可愛く美しい声を聞いた事があるのではないでしょうか?

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メジロの餌付けは禁止されている?

メジロの餌付けは禁止されておりませんが、なるべく与える事を避けましょう。

メジロだけでなく、野鳥は自力で自然と生きています。

そこに私たち人間が餌を与えてしまうと、自分で餌を取る事を忘れてしまい、生態を壊してしまう恐れもあるのです。

メジロは日本では捕獲と飼育が禁止されておりますので、餌付けも同様に避けましょう。

まとめ

メジロはとても貴重な鳥の一種です。

とても美しい鳥ですが、餌付けはせず、なるべく遠くから観察しましょう。

自然に羽ばたいている姿はとても美しいですよ。

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