春を告げ、「チー、チー」と可愛らしく鳴く野鳥のメジロをご存知でしょうか。
調べてみても、なかなかメジロの情報は出てこず、観察もあまりされない鳥です。
しかし、そんなメジロですが、好んで食べる餌が多く存在しています。
ペットショップで買うものだけではなく、スーパーやコンビニなど、身近にあるお店で買える食べ物をまとめようと思います。
どんな食べ物が餌になるのか
メジロというと、一番に思い付くのは花の蜜を吸うことではないでしょうか。
野生のメジロは、甘い花の蜜を好んでいるので、よく木の花にくちばしを入れ、蜜を吸っている光景を見ることがあるかもしれません。
他にも、ミカンやリンゴなどの木の枝に乗りながら、果物を啄んで食べることもあります。
メジロは花の蜜などからわかるように、甘いものが好きなので、食べるものも甘いものになるようです。
そして、スーパーなどですき焼き用として配布されるラードと呼ばれる牛脂、これもメジロにとっては大好物になります。
作らず、簡単に手に入るのは果物と牛脂になります。
他に、パンやクッキーなどの加工物を与えるという人もいるようですが、それはおすすめしません。
「そのう炎」という病気になりやすく、寿命を縮めてしまう可能性が高くなります。
大事にしたい日本古来の野鳥だからこそ、注意していかねばなりません。
メジロへの安全な餌の作り方
メジロには、果物を与えるだけではなく、ペットショップなどで販売している「すり餌」というものがあります。
そのすり餌には、上餌と下餌の配分により、5分餌や3分餌という呼び方で販売されているのを見るかと思います。
上餌とは、大豆や小麦などの穀物を混ぜたものです。
下餌とは、魚や昆虫などを粉末状にしたものになります。
上餌10割に対し、と下餌3割を混ぜたものを3分餌といいます。
メジロには、基本的に3分餌を使用します。
しかし、これだけでは栄養が偏ってしまうおそれがあるので、青菜の擦ったものや、ミールワームの強靭なあご部分を取ったものを与えます。
ミールワームはそのままでもいいですが、すり餌は水で練ってから与えてやるとよく食べます。
そこに、青菜を擦ったものを混ぜてやると、栄養面も賄えるのでおすすめです。
メジロちゃん、すり餌も食べて元気に飛べるようなので、父が現場近くで放せそうな場所を探して連れて行くそうです。お母さんに見つけてもらえるといいな…。 pic.twitter.com/MgiwDB5GPr
— ようこ**ちこ (@chico_nushi) 2016年4月25日
まとめ
許可を得て、メジロを飼うからこそ、大事にしてあげたいと思います。
それにはやはり、餌などのケアも重要なのではないでしょうか。
しっかりとした餌を作り、野生でもペットでも長生きしてほしいと思います。