メジロと言えばスズメ科の仲間で、スズメより若干体が小さいのが特徴です。
さらにチャームポイントとして目の周りに白い輪郭がありますよね。
メジロは鳴き声に魅了された人が多く、メジロの愛好家が多いと言われています。
その為、メジロの乱獲が多いです。
あまりにもメジロの捕獲が多いので、現在ではメジロを捕獲する際、役所の許可を得ないと捕獲が出来ないようになっています。
人気のあるメジロを近くで見たいがために、自宅の庭に巣箱や木の実を植えるなどする人もいます。
さて、今回はそんな野生のメジロの巣についてです。
メジロの巣の雛鳥たちが成長して巣立っていきます。
空っぽになった巣はそのままです。
残された巣はまた使われるのだろうか?と疑問に思う人もいるでしょう。
今回はそんなメジロの巣について説明していきます。
野生メジロの巣は再利用されるのか?
メジロの巣は雛鳥を育てる物
一般的に小鳥の巣は人間で言えば家と同義だと思う方がいますが、少し違います。
メジロは産卵の時期になると、外敵の危険性がなさそうなところに巣を作った後、そこに卵を生みます。
卵が無事に孵って大人まで成長すると、大人のメジロたちは巣立ちます。
そして残された巣はもう二度と使われません。
メジロたちにとって、巣はあくまで子育てするための駐屯です。
メジロの巣に外敵の脅威があると
メジロは基本的に外敵の脅威がなさそうなところに巣を作ります。
一回でも巣をつつかれたり、人間が巣を移動させたりすると、メジロはその巣の周囲に外敵がいると判断して二度と近づこうとしません。
雛鳥がいても親鳥は二度とその地に戻らなくなり、餌を与えられない雛鳥はそのまま亡くなってしまいます。
まとめ
メジロたちにとって巣はあくまで育てる場所です。
そして育てる際、外敵のいない場所を好むため少しでも脅威を感じてしまうとメジロはもう二度とその巣を利用しません。
人間が安易に触れようとすると、最悪雛鳥全員が亡くなってしまうでしょう。