メジロと言えばスズメ科の仲間ですが、スズメより若干体が小さく、目の周りに白い輪郭があるのが特徴です。
さらに可愛らしい鳴き声を出すので、小鳥好きたちの間でメジロはかなりの人気があります。
そんなメジロを近くで見たいためにわざわざ捕獲しようとする人たちもいます。
ただ、乱獲のし過ぎで、メジロたちの数がかなり減ってしまいます。
その為、現在ではメジロを捕獲するのは原則禁止となっています。
確かにメジロは可愛らしい鳴き声と、その姿で人々を魅了しますが乱獲で生態系に狂いが生じています。
そのうち有名なのが「鳴き合わせ会」が摘発されたのがありますね。
今回はそんなメジロの捕獲について説明します。
「鳴き合わせ会」
「鳴き合わせ会」とはなにか?
それはメジロ愛好家たちが集まって、メジロの鳴き声を楽しむクラブのようなものです。
あるいは自身の飼っているメジロを鳴き競わせていました。
これは江戸時代からあった風習でした。
ですがある日、メジロを捕獲するのが違法になります。
なぜ違法になったのかというと、「野鳥の自然体系の保護のため、人間がむやみに自然界に介入して捕獲することを防ぐ必要がある」ということで、「鳥獣保護法」が生まれました。
メジロ愛好家たち摘発される
メジロ愛好家たちが摘発されたというニュースが流れて世間を驚かせた事件がありました。
それは「鳴き合わせ会」の人たちが、定期的に開かれる品評会に出場させるためにメジロたちを乱獲していました。
しかもその乱獲したメジロの数がかなり多く、世間を驚かせました。
まとめ
メジロは愛らしい姿で可愛らしい鳴き声を出しますが、そのせいで乱獲の被害が出ています。
ただ、メジロの捕獲は完全に禁止ではなく、原則禁止なので、役所から許可さえもらえれば捕獲することが出来ます。
例えば、ケガをしているメジロを発見して保護したい場合は役所に行って許可をもらえればいいのです。
無許可に保護すれば捕獲とみなされて処罰を受ける可能性があります。